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第81回プリモコンサート【月に憑かれたピエロ】

プリモ×声! Vol.2

7月に好評を博した「プリモ×声!」シリーズの第2弾が早くも登場。vol.1に引き続きシェーンベルクの傑作「月に憑かれたピエロ」ほかを取り上げます。歌とも語りともつかない神秘的な「声」の世界をお楽しみください。

日時

  • 2019年10月6日(日)18:00開演(17:30開場)

プログラム

  • ドビュッシー シランクス
  • ストラヴィンスキー ピアノ・クラリネット・ヴァイオリンのための「兵士の物語」組曲
  • シェーンベルク 月に憑かれたピエロ 全曲

チケット

  • 一般 5000円(当日一般5500円)

お問合せ

出演

指揮:清水史広

89年相愛大学音楽部卒業。酒井睦雄、尾高忠明、円光寺雅彦の各氏に師事。同年、オペラ「ヘンゼルとグレーテル」で指揮者としてデビュー。
以来コンサートやオペラで幅広く活躍し現在まで、京都市交響楽団、大阪センチュリー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、オーケストラアンサンブル金沢、京都フィルハーモニー等を指揮。オペラではモンテヴェルディからブリテンに至るまで数多くの演目を指揮する。また95年から98年まで文化庁オペラ研修所の講師として後進の育成に携わり、自らもウバルト・ガルディーニ氏の薫陶を受ける。96年ウィーン及びザルツブルグで指揮した公演は新聞紙上でも「絶賛の嵐」と賞された。以来、欧州でも活動を開始。06年Jean Le Toise Yokomama の音楽監督に就任。07年8月に指揮した「フィガロの結婚」は各方面から高い評価で迎えられた。08年シベリウスの大作「クッレルヴォ交響曲」の関西初演を指揮。2010年藤沢オペラにおいて「道化師」を指揮した公演は「今年最大の収穫」(音楽の友評)と高い評価を受けた。近年ではモーツァルトのオペラチクルスや、鎌倉「第九」またオーケストラアンサンブル金沢制作の「OEK室内オペラシリーズ」など、コンサートオペラ両面で様々な活動を展開している。

ピアノ:田中恭子

桐朋学園大学卒業、同大学アンサンブルディプロマ修了。在学中、桐朋学園大学同窓会より奨学金を授与される。ピアノを紅林こずえ氏に、室内楽を故・ゴールドベルク山根美代子、C.イヴァルディの各氏に、コレペティトールをミラノスカラ座指揮者D.マッツォーラ氏に師事。バイロイト国際青年芸術祭、富山室内楽フェスティバル、京都フランス音楽アカデミー等に参加。桐朋学園大学嘱託演奏員を経て、現在ソロのほか室内楽、声楽・器楽の共演ピアニストとして国内外の音楽家と共演を重ねている。東京室内歌劇場器楽会員。

メゾソプラノ:田川理穂

La Riho’s club主宰国立音楽大学付属中・高等学校を経て同大学声楽学科卒業。ピアノを根上倫子、今野信子両氏に師事。和声学、作曲を加藤昌則氏に、指揮法、伴奏法をD.Pacitti氏に師事。声楽を岩渕嘉瑩、湯川晃、S.Sammaritano各氏に師事。メゾの声質を見込まれS.Sammaritano氏のもとへ渡伊し、研鑽を積む。元スカラ座管弦楽団員、現指揮者D.Pacitti氏らと共に活動。『メサイア』『第九』はじめ、ソリストとしても定評がある。2019年6月には世界初演のオペラ『ある水筒の物語』の光の君を好演。現在、メゾソプラノとしてソロ活動を続けるほか、毎月オペラ講座を開催、また歌唱、合唱指導者、ボイストレーナー、ピアニストとして活動している。

フルート:宮原未羽

神奈川県出身。11歳よりフ ルートを始める。洗足学園音楽大学音楽学部管楽器コースを優秀賞を得て卒業。在学中、前田記念奨学金を授与。
日本フルート協会主催第38回フルートデビューリサイタル、ドルチェ楽器主催第5回デビューコンサートin東京に出演。
これまでにフルートを名雪裕伸、山口温子の両氏に、室内楽を荻原清次氏に師事。マクサンス・ラリュー氏のマスタークラスを受講。
現在は神奈川県を中心にフルート講師として活動しながら、オーケストラとの共演、アンサンブルなどの演奏活動を行う。

クラリネット: 広瀬寿美

桐朋学園大学卒業。第38回新潟県音楽コンクール最優秀賞受賞。2019年3月、新潟セントラルフィルハーモニー管弦楽団とモーツァルト作曲クラリネット協奏曲を共演。これまでに東京、千葉にてリサイタルを行うほか、現代音楽の分野に於いてソロや室内楽の演奏会に多数出演、初演も数多く手掛ける。クラリネットを二宮和子、藤井洋子、本田智子の各氏に師事。現在はレコーディング、ラジオ出演など幅広く演奏活動を行う傍ら、後進の指導につとめている。勝田台クラリネット教室主宰。

ヴァイオリン:迫田圭

東京音楽大学大学院に給費奨学金を得て入学、修了。
東京音楽大学コンクール入選、第28回市川市新人演奏家コンクール弦楽器部門最優秀賞。現代作品の演奏や新作の初演にも数多く携わっており、サントリーサマーフェスティバルの芥川作曲賞選考演奏会ではソリストを務める等、精力的に活動している。
現在、おーけすとら・ぴとれ座コンサートマスター。オーケストラ・トリプティークメンバー。

チェロ:大島純

10歳よりチェロを始める。東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、同大音楽学部を卒業。これまでに松下修也、堀江泰氏、レーヌ・フラショ、花崎薫の各氏に師事。
室内楽を金木博幸、上田晴子の各氏に師事。2003年京都フランス音楽アカデミーに参加。フリーのチェロ奏者として、独奏、室内楽、オーケストラなど各地で多岐にわたった演奏活動を展開している。
また、故郷の岡山県津山市では定期的にリサイタルを行い、03年、05年のピアノ奏者上田晴子氏との共演では特に好評を博した。05年から上演を重ねている白石准作曲の「セロ弾きのゴーシュ」(山猫合奏団:https://ensemble.lince.jp/)においてはチェロとともにゴーシュの台詞を担当し話題を呼んでいる。プリモ芸術工房(https://primoart.jp/)主宰。

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